自社の活動を伝えるだけで、仲間は増える

こんにちは。高知県高知市で「営業」に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

昨日、お客様とお話ししていたときのことです。

「自社の活動を伝える事って大事なんだなと、改めて思いました。」

ぽつりとおっしゃったその一言が、すごく印象に残りました。その方は女性の経営者で、最近ホームページやSNSで自社の取り組みを少しずつ発信し始めたそうです。すると、以前からの知り合いから「最近がんばってるね」と声をかけられたり、新しいお問い合わせが入ったり、小さな変化が続いたそうです。

結論としては、情報発信は「広告」ではなく「自己紹介の積み重ねです。伝え続けることで、自社の考え方に共感してくれる人が自然と集まってきます

なぜ「伝える」が必要なのか

中小企業の多くは、実はいい仕事をしています。丁寧にお客様に向き合っていたり、地域に貢献する活動をしていたり。でも、それを外に伝えていないケースがとても多い。

理由はシンプルで、日々の業務が忙しいからです。目の前の仕事を回すだけで精一杯で、「うちがやっていること」を整理して外に出す余裕がない。
もうひとつは、「わざわざ言うほどのことでもない」という感覚です。自分たちにとっては当たり前のことだから、発信するほどの価値があると思えない。

ただ、外から見ると話は違います。その「当たり前」が、まさに他社との違いだったりします。伝えなければ、存在しないのと同じです。

発信が続かない会社に共通すること

よくあるのが、いきなり「映える投稿」を目指してしまうパターンです。プロっぽい写真を撮らないといけない、うまい文章を書かないといけない。そうやってハードルを上げた結果、3回くらいで止まってしまう。

それから、「何を書けばいいかわからない」という状態です。ネタがないのではなく、自社の活動を「伝える価値があるもの」として認識できていないことが原因です。新しいお客様との出会い、社内で工夫したこと、お客様からいただいた声日常の中に素材はたくさんあるのに、それが素材だと気づいていない。

成果がすぐに見えないから、やめてしまう。これも多い。発信の効果は、半年、1年と続けて初めて実感できるものです。3回やって反応がなかったからといって「意味がない」と判断するのは早すぎます。

まず、自分たちの「当たり前」を書き出してみる

難しく考える必要はありません。まずやってみてほしいのは、自社が日頃やっていることを書き出すことです。お客様にどんな対応をしているか、社内でどんな工夫をしているか、どんな想いで仕事をしているか。紙でもメモアプリでも構いません。

書き出してみると、「これは伝えてもいいかもしれない」と思えるものが出てきます。それをそのまま、飾らずに発信すればいい。場所はホームページのお知らせ欄でも、SNSでも、ブログでも何でもいい。きれいに書く必要はありません。やっていることを、やっている通りに伝えるだけです。

冒頭のお客様も、最初は「こんなこと書いて誰が読むんだろう」と思っていたそうです。でも続けているうちに、取引先から「御社の考え方に共感しました」と言われたり、異業種の経営者から「一度お話ししませんか」と連絡が来たりした。お客様だけでなく、協力者や仲間が自然と増えていったそうです。

伝えることは、つながりをつくること

情報発信って、自社を知ってもらうこと以上に、自社の考え方を伝える行為なんだと思います。何を大事にしているのか、どんな姿勢で仕事をしているのか。それが伝わったとき、価格や条件ではなく「この会社と一緒にやりたい」という選ばれ方をされるようになります。

大きな予算も、特別なスキルも必要ありません。
まずは、自分たちの日常を一つだけ、言葉にしてみてください。それが最初の一歩になります。