こんにちは。高知県高知市で「営業」に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。
最近、何か調べ物をするとき、ChatGPTやGoogleのAIモードに聞いてみた経験はありませんか。私の周りでも「まずAIに聞いてみる」という人が増えてきました。
以前、「Google検索が変わる前に、中小企業が準備しておくこと」という記事を書きました。あのとき「2030年にはAI経由の検索が主流になる」とお伝えしましたが、正直、もう少し前倒しになりそうだと感じています。自社サイトのデータを見ても、検索結果に表示される回数は伸びているのに、クリックされる割合が下がり始めている。
こんなご相談がありました。
「検索で上のほうに出ているはずなのに、最近クリック数が減った気がします。」
原因は、Google検索の仕組みが変わってきていることにあると私は考えています。ただ「Google検索が終わる」わけではありません。人が直接使う場面は減りますが、代わりにAIが調べに来てくれるようになる。その変化に合わせた準備が大事です。

AIが代わりに調べて、紹介してくれる仕組み
「AIエージェント」という言葉を聞く機会が増えたかもしれません。簡単に言うと、人間の代わりに調べ物をしてくれるAIのことです。ChatGPTなどのAIサービスに質問すると、AIがいくつものWebサイトを読みに行って、要点をまとめて教えてくれます。
Googleも今年の8月にAI回答の表示をさらに強化しました。検索すると、結果の一覧が出る前にAIの回答が大きく出るようになっている。検索結果のページから、いちいちページを開かなくても用が済んでしまうので、クリックが減るのは当然の流れです。
つまり、これからは「人が検索結果を見てサイトを選ぶ」のではなく、「AIが代わりにサイトの情報を読みに行って、質問した人に教える」という形が増えていきます。
ご家庭に中高生のお子さんがいれば、一度聞いてみてください。「調べ物をするとき、何を使っている?」と。おそらくGoogleで検索するより、AIに聞くほうが当たり前になっています。
考えてみてください。その世代が5年後に就職活動をし、10年後には取引の意思決定をする側に回るのです。そのような調べ方をしている層に対して、自社の採用コンテンツやサービス紹介を届けることができるのか?私は、今から考えておく価値は大きいと思っています。

思ったより早く、変化は来ている
私自身のデータでも、8月半ばからまた一段とクリック率の低下が見え始めています。前回「2030年」と書きましたが、あの見通しは少し甘かったかもしれません。
「検索結果で上位に出るための対策をしているから大丈夫」という声もよく聞きます。ただ、AIが検索結果を要約して答えるようになると、上位に出ていても読まれない場面が出てきます。大事なのは順位ではなく、AIに引用してもらえるような中身があるかどうかです。
もう一つ多いのが、情報発信の後回し。AIはWebに載っている情報をもとに回答を組み立てるので、情報を出していない会社はAIの答えに出てきません。紹介してもらえない=(イコール)見込み客の目に触れる機会を失ってしまいます。

今から整えておきたいこと
自社のホームページを開いてみてください。「この会社は何をやっていて、何が得意なのか」がすぐに伝わるかどうか。AIが読みに来たときに、紹介の材料になりそうかどうか。ざっと眺めるだけでも見えてくるものがあります。
Google検索で自社名を検索すると、右側に会社の情報欄(Googleビジネスプロフィール)が表示されます。住所や営業時間が古いまま放置されていることは意外と多いので、こちらも一度確認しておくと安心です。(このブログでは、これを毎回しつこいくらいに言ってしまってすみません。)
それから、情報を少しずつ発信し続ける仕組みづくり。社長が日ごろ話していることを、スタッフがメモして載せるだけでも十分です。AIに紹介してもらうには、紹介できるだけの中身がホームページ内にある必要があります。社内の体制づくりにも時間がかかりますから、速やかに始めていきましょう。今月始めれば来月始めるより1か月分先に進めます。

Google検索は無くなるのではなく、使い方が変わる
Googleが無くなるのではありません。人の代わりにAIがGoogle検索を使って情報を集め、紹介してくれるようになります。その時、きちんと情報発信している会社は、AIにも見つけてもらいやすくなります。
広告費をかけなくても、自社の魅力をちゃんと伝えるコンテンツをホームページ上に作っておけば、AIがしっかり拾ってくれる。考えようによっては、今までよりもずっとやりやすくなりました。
先日の記事でも同じ話をしていますが、大事なことなので何度でも言います。この変化は、中小企業にとっては追い風だと私は考えています。
自社の魅力を発信するホームページ、一緒に作っていきましょう。