こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。
昨日のブログでは、「短縮URLに潜むリスク」についてお伝えしました。
▶短縮URLの危険性についての記事はこちら
今回はその続編として、QRコードに関するリスクについてお話ししたいと思います。
QRコードは今や、企業の当たり前のツールに
名刺、チラシ、ポスター、商品パッケージ……
今やどこにでも登場する「QRコード」。スマートフォンをかざすだけで簡単にWebサイトへ誘導できることから、企業の情報発信ツールとして広く活用されています。
しかしその一方で、「QRコードを作るためのサービス」にリスクがあることは、意外と知られていません。
便利だからこそ、「仕組みをよく知らずに使っている」というケースも少なくないのです。
今回は、QRコード作成サービスの“裏側”に注目し、企業として注意すべきポイントを整理してお伝えします。
QRコードの仕組みとは?
QRコードは、URLなどの文字列情報をモザイク状のコードに変換したものです。
スマートフォンで読み取ると、自動的にそのURLにアクセスする仕組みになっています。
本来はとてもシンプルで安全な仕組みですが、問題は「どうやってそのQRコードを作ったか?」という点にあります。
QRコード作成サービスには2タイプある
安全なサービス
・入力されたURLを、そのままQRコードに変換する
・QRコードに埋め込まれているのは、自社の正規URLそのもの
・特別な仕掛けや処理はなし
リスクを伴うサービス
・入力したURLを一度、サービス提供サイトのドメインに変換し、そこからリダイレクト処理をする
・アクセス解析やログ取得などの便利機能が組み込まれている
・QRコードに含まれるURLが、自社とは関係ないサービスのURLになる
(例:qr.example-services.comm/xxxxx)

具体的に、どんなリスクがあるの?
QRコード生成に使用するサービスによっては、以下のような問題が生じる可能性があります。
・サービス提供サイトのサービス終了によりQRコードが無効になる
→印刷物や商品パッケージに使用していた場合、使えなくなっても修正できません。
・意図しない広告が表示される
→リダイレクト先で広告が差し込まれる場合、企業イメージに悪影響を与えかねません。
・フィッシングサイトへ誘導される可能性
→QRコードはURLが“見えない”ため、悪意のあるサービスがURLを差し替えるリスクもゼロではありません。
・ユーザーに不安を与える
→見慣れないURLが表示されることで、「本当に信頼できるサイト?」と不安にさせてしまうこともあります。

安全にQRコードを活用するための3つのポイント
自社のURLを直接QRコード化する
→ リダイレクトなどの仕組みを介さず、自社のURLをそのままQRコードにするのがもっとも安全です。
どうしてもアクセス解析が必要な場合は、有料かつ信頼性の高いサービスを選ぶ
→ サービスの運営企業やセキュリティ方針を事前にチェックしましょう。
QRコードを作成したら、必ず読み取りテストを行う
→ スマホで読み取り、表示されるURLや動作を実際に確認することで、トラブルを未然に防げます。
QRコードはとても便利で、視覚的にも分かりやすい情報伝達手段です。
ですが、「どんなサービスで作ったか」によって、信頼性が損なわれることもあるのです。
特に印刷物など、後から修正できない場面で使うQRコードは、「確実に安全な方法で作る」ことが非常に重要です。
便利なツールだからこそ、安心して使うための一手間を惜しまないようにしたいですね。