更新していないホームページ、検索で見つからなくなっていませんか

こんにちは。高知県高知市で「営業」に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICU 上級ウェブ解析士の川島です。

ホームページを作ってから数年、手を加えていないという会社は少なくありません。作った当初は検索にも出ていたし、デザインもまだ古くない。そのままで大丈夫だろう、と。

こんなご相談がありました。
「以前は社名で検索すれば上のほうに出ていたのに、最近はかなり下で。何もしていないのに、なぜでしょうか。」

Googleの評価基準がここ数年で大きく変わっており、更新していないホームページは順位が下がりやすくなっています。ペナルティではありません。周囲が動く中で、止まっていること自体が後退になっているのです。

順位が下がるのは「相対評価」で追い抜かれたから

Googleは「更新していないから減点する」という仕組みではありません。ただ、検索順位は常に競合との相対評価です。

同業の競合が情報を追加し、デザインを見直し、ページを充実させている。自社サイトは何も変わっていない。Googleは「より有用なサイト」を上に表示するので、相手が良くなれば自社は押し下げられます。自分が下がったのではなく、追い抜かれた。これが、いま多くの中小企業のホームページで起きていることです。

もう一つ見落としやすいのが、古い情報がそのまま残っている問題です。終了したキャンペーンの案内、改定前の料金、クリックするとエラーになるリンク。訪問者にとって不便なだけでなく、Googleからも「有用ではないサイト」と見なされます。古い情報は、載っているだけでマイナスです。

私は、ホームページの順位は「何もしなければ現状維持」ではなく、「何もしなければ下がるものだと考えています。

「SEO対策済みだから大丈夫」が通じなくなった理由

放置してしまう理由で多いのが、「制作時にSEO対策もやってもらったから」という認識です。

当時はそれで最適化されていたかもしれません。ただ、Googleの評価基準は変わりました。以前はキーワードをページの中に散りばめれば効果がありましたが、いまのGoogleはそれだけでは評価しません。検索する人が何を知りたくて調べているのか、その疑問にちゃんと答える内容になっているか。キーワードの数ではなく、コンテンツの質と文脈が問われています。

キーワードだけでなく、スマートフォンでの表示もGoogleは重視するようになりました。この10年ほどで作られたサイトなら概ね対応していますが、それ以前のものは要注意です。スマホで自社サイトを開いて、文字が小さかったり横スクロールが出るようなら、改善が必要です。

まず検索して、自社の立ち位置を確認する

大がかりなリニューアルの前に、やることがあります。

自社の社名やサービス名で検索してみてください。以前より順位が下がっていないか、競合のサイトが上に来ていないか。それだけで、いまの立ち位置がわかります。

サイトの中身も確認しましょう。古い情報はないか、リンク切れはないか。いま問い合わせを検討している人にとって、役に立つ情報が揃っているか。

そのうえで取り組みたいのがコンテンツの充実です。ただページを増やすのではなく、自社の経験や実績に基づいた情報を載せていく。

Googleが重視していることで、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる考え方があります。「経験」はその仕事を実際にやっているか、「専門性」はその分野に詳しいか、「権威性」は業界や地域で認められているか、「信頼性」は正確な情報を責任を持って発信しているか。この4つを満たす情報をGoogleは高く評価します。

施工事例、お客様の声、現場で培った知見。中小企業が日々の仕事の中で持っているものが、そのままコンテンツの強みになります。

ホームページは、育てていくもの

検索の仕組みが変わり、ホームページは作って置いておくだけで集客できる時代ではなくなりました。競合がサイトを充実させている間に、自社の情報は古くなっていく。その差がそのまま検索順位に表れます。

難しく考える必要はありません。最近の施工事例を1件、写真と一緒に載せてみる。お客様からよく聞かれる質問に、自分の言葉で答えてみる。そういう小さな積み重ねで、ホームページは少しずつ魅力あるものに変わっていきます
何から手をつければよいか迷ったら、お声がけくださいね。